3Dプリンターがやってきた!
我が家に3Dプリンターがやって来ました。
とはいえもう一つくくらい前ですが、いろいろ便利であり、一方なかなか使いこなすのは難しい。
と、いうわけで3Dプリンターのあれこれをいくつかブログにまとめておこうと思います。
多少参考になればと思います^^
我が家に来た3DプリンターはHICTOPの組み立てキット
我が家にある3DプリンターはAmazonで購入した、「HICTO PReprap Prusa i3 3D プリンターキット DIY アクリル板 未組立 黒3dp-08bk」です。
これは未組み立ての3Dプリンターで、簡単に言うとばらばらに入っている部品を組み立てて、3Dプリンターを完成させるというもの。
ミニ四駆のプラモデルのように外装部分から駆動部分となるモーターまで入っていて、それらを取説通りに組み立てていきます。
組み立てキットの購入は勇気がいる
そもそも組み立てがピンとこなかった
たぶん組み立て式といわれてすぐにピンと来る人もいれば「え?組み立てる??」と、疑問符が浮かぶ人もいるでしょう。かくいう私は後者でした。
けれどパソコンの組み立てと同じようなものと言われれば多少馴染みのあった(やったことはないけど)私だったので「あー、そういうものか」と納得できました。
ただ自分にできるかと考えたところ、ちょっと勇気はいりました。
だって買ってもし組み立てられなかったら、もったいなさすぎるじゃないですか><
とは言ったものの、未組立3Dプリンターを購入!
比較的機械には強いほうだとの自負はあったので、やってみてできないことはないかな~、と思い切って挑戦!
まあ同じく機械には私より強いであろう兄がいたので、一緒にやってもらうことにしてv
届いて開封するときに、ちょっぴりドキドキしたものですv
3Dプリンターを組み立ては難しくはないけど簡単でもない
ブログを書く予定がなかったので、組み立て経過がないので感想だけ書きます^^;
率直な感想としては、難しくはないけど簡単でもない!です。
こう書いてしまうと、わかんねぇよっ!!と思われる方も多いと思いますが、本当にそんな感じです。
なぜかというと、何度か「これどうやるんだ?」だと思った瞬間や「違ったっ!!」と気づいて作業を巻き戻すこともあったからです。
もちろん人によってはすんなりいく場合もあるでしょう。
けれど人によっては「これどうやるんだ?」から、正解が出てこない場合も多分にあるんじゃないかと思います。
私の場合、一か所間違えた挙句、危うくねじ穴をつぶしてしまいそうになり、冷や汗をかきました。
もしあの時本気でねじ穴をつぶしていたら・・・そう思うと、私は大丈夫だったけど、これを組み立てる全員が全員失敗しないとは言えないと思います。
失敗が起こりやすい原因
失敗が起こりやすい原因の一つは図説の限界
失敗が起こりやすい原因はいくつかあります。
しかし多分一番の原因は、図説の限界だと思います。
複雑な形の部品が多く登場し、組み合わせる順番や嵌める方向など、とてもじゃないですが平面の紙に一方向から描いた絵では理解しきれません。
さらに私が購入したこれは日々部品がバージョンアップしているせいか、図説と部品の形が違ったりすることもしばしば。
レビューを見ると、人によっては形が合わず、別の部品を使ったり、切断した人もいるようです。
そんな不親切さも手伝って、失敗する原因になってしまっているのだと思います。
もし他人に勧めるとしたら・・・
結論として私自身正直なところ、友人が買おうとしたらいったん止めます。
と言うのも、私の友人たちは普段はパソコンをよく使ってはいるけれど、パソコンを開いてメモリーを挿したり、グラボを交換したり、なんてことはほぼしたことがないですし、プラモデルも作ったことはないと思います。
子供のころにおもちゃを分解して構造を見たり、なんてこともしたことがないと思います。
ですから、私の友人のような人ならまず止めます。
しかし逆に私のように多少パソコン関連の増設やプラモづくりの経験のある人になら勧めるかもしれません。
よく「簡単です」というレビューも見ますが、確かに3Dプリンターがこんなあっさりに作れてしまうのだから簡単ではありましたが、簡単っていうほど簡単ではない。というのが私の感想です。
組み立てに失敗しないためには
二人以上で作る!
最後に3Dプリンターの組み立てで失敗しない一番の方法。
これは実際私が作ってみて感じたことです。
それは二人以上で作るということです。
一人だとどうしても「これでいいのかな?」と思う時がある。
その時もう一人も同じ考えなら、たぶんあってると思えます。
逆に二人の意見が割れたら、その部分に関してはよくよく考えて慎重になる必要があると思えます。
悩んだ時も二人で意見を出し合えば、解決策が見えてくることがあります。
もちろん詳しい人が一緒にいてくれればそれが一番ですが、そうでなくてもたぶん一人で考えるより二人で考えたほうが間違いはきっと少ないです。
二人以上の方が圧倒的に作業が楽!
これは同じく感じたことですが、二人いたほうがいろいろな意味で作業が楽です。
持ってもらうことも支えてもらうこともできますし、面倒な作業も多いので分担するとだいぶ作業が楽になります。
ぶっちゃけかなり面倒であることは言えます。保護シートを剥がすときなんかは気が遠くなりました。
私の場合は兄でしたが、家族や友人に可能であれば手伝ってもらいましょう。
二人以上で作る!これが組み立て式3Dプリンターにおいて私が一番感じた結論です^^
あ、3Dプリンターの組み立てを開設しているホームページや動画は結構あるので、躓いたら参考にするといいです。
迷ったときはとにかく情報収集。これも次に有効な手段だと思います。
おまけ・完成しても未完成なのが組み立てキットなのかも
ちなみに完成した後のことになりますが、仮に完成してもすんなり造形!・・・とはいかないと思います。
細かい調節も必要になりますし、出力に向いていない形状などもわかってきます。
またうまくいかなかった際に、どうしたらうまくいくかを考えたり情報収集したりと、完成後の試行錯誤は尽きません。
最初はきっとこんなものが大量にできると思います。
ですから試行錯誤が面白いと思える方なら大丈夫ですが、すぐに結果やクオリティを求めすぎる方には高額なゴミになる可能性が高いです。
未完成品を完成させる気持ちで気長に楽しむといいと思います。