造形テーブルへの耐熱ガラスの固定は課題だった
耐熱ガラスを造形テーブルに固定する方法は、いろいろと悩みの種。
一番初めはマスキングテープで耐熱ガラスを固定する方法をとってみましたが、ヒートテーブルの熱でマスキングテープのノリが溶けてしまい、凄くズレる。
これはダメだと思い、次に行きついた方法が3Dプリンターでオリジナルのクリップを作るというもの。
挟み込む力を強くするために、わざとコの字の先端部分を内向きに作成。
しかし、これもあまりいい方法ではありませんでした。
フィラメントは熱で変形する
最初はよかったのですが、やはりこれもヒートテーブルの熱で徐々にクリップが変形。挟み込む力が弱くなってしまいました。
何回か使っていると、完全なコの字に;;
挟むという発想をやめてみた
そんなこんなで、悩みの種だったヒートテーブルへの固定。
そんな時ふと見つけました。
ヒートテーブルを固定している4つのネジを!
よく見るとねじの長さにはまだゆとりがある。これならヒートテーブルに新たな部品を取り付けるのも可能なのではないか?
角をつけることで問題を解決!
結果こうなりました!ドンッ!!
左奥と右手前に、耐熱ガラスを固定する角を作成!
これで耐熱ガラスがずれることはありません!
↓こんなことももう起こらない!!
試行錯誤を繰り返してきたクリップたち。
今までお世話になりました。
追記:そしてまたトラブル発生!
手元にある耐熱ガラスのうち、一枚を基準に作りましたが、なんともう一枚の耐熱ガラスとびみょーーーーーうにサイズが違う!!
同じアドレスから買ったのに、微妙に差があるAmazonの商品;;
それも採寸は二枚目のほうでやったため、通りで思ったよりやすりで削る羽目になると思った><
どうしよう・・・もう一枚買ったら二枚目と同じサイズが届くかなぁ・・・;
けどパーツを外すとまたZ軸調整をしなければならない面倒さを考えると気が滅入る;
しばらくは一枚目だけ使ってよう;;;
ご自由にお使いくださいv
限定的ではありますが、同じ3Dプリンターと同じ耐熱ガラスを使っている方のみ使用できると思います。
データはこちら→
右手前用、
左奥用
※このデータを使用するにはヤスリが不可欠です。
完全にフィットさせる必要があるため、左奥用をセットしたら、右手前用をやすりで削りながら調整してください。
面倒ですね。多分作れるなら自分で採寸して作ったほうが楽です、ほんと^^;
※個人利用可、商業利用不可、個人使用での改変可、改変の有無にかかわらず再配布負荷でお願いします。
※Mayaで作っている関係で、Curaなどで使用する場合Y軸とZ軸が逆になりますので、適当に回してください。
※cmを基準に作成しているので、mmで出力する場合10倍に拡大して出力してください。