ゲーム制作ではアイテムデータやメッセージデータなど、そのゲーム独自のデータを多数扱います。
しかしC++でvectorやstringを含むデータ構造をファイルに保存したり、読み込んだりするのはそれなりに手間がかかります。
nhuライブラリを使用すると、そうしたデータ構造の読み書きが簡単にできます。
nhuライブラリには以下のような特徴があります。
- 構造体のデータ構造に数行の追加コードを加えるだけで、すぐにXMLやバイナリの読み書きができるようになります。
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nhuライブラリが使用するXMLはC#のXmlSerializerと互換性があります。
C#から出力されたXMLファイルを、nhuライブラリで読み込むといったこともできます。 -
nhuライブラリから書き出されるバイナリは、SB(Structured Binary)という専用形式です。
このバイナリは元の構造体へのポインタキャストだけで使用できます。
つまり読み込みに関してデータ解析やメモリ確保が一切ないため、とても使いやすくなっています。
より詳しい使い方はダウンロードしたnhuライブラリ内の「document」フォルダに「nhu.chm」がありますので、そちらを見てください。
ダウンロードはnhuトップページから行えます。